アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が大幅安、印株も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

5日の中国株式市場で、上海総合指数は約3カ月ぶりの大幅下落。 バリュエーション(株価評価)が上昇し、新規株式公開(IPO)で既 存銘柄から資金が流出する可能性がある中で、政府が相場を抑制する措 置を導入するとの懸念が広がった。

大型株の中国工商銀行(601398 CH)とペトロチャイナ(中国石 油、601857 CH)が安い。中国聯合網絡通信(600050 CH)や保利房地産 集団(600048 CH)など、電話会社株や不動産株が下げの中心だった。 エブリデー・ネットワーク(三六五、300295 CH)や国民技術(300077 CH)など小型株も値下がりした。

上海総合指数は前日比4.1%安の4298.71で終了。1月19日以来の大 幅な下げとなった。CSI300指数は4%安。

東北証券のアナリスト、シェン・ジョンヤン氏は「相場はあまりに も大きく上昇したので、株価はファンダメンタルズから乖離(かいり) しており、当局がさらに相場を抑制する措置を導入するとの観測が浮上 している」と指摘した。

香港市場でハンセン中国企業株(H株)指数は2.6%安。ハンセン 指数は1.3%安。

【インド株式市況】

5日のインド株式相場は総じて下落。自動車株や公益事業銘柄の下 げが目立った。前日は指標のS&P・BSEセンセックスがアジアの主 要株価指数の中で最も値上がりしていた。

マヒンドラ・アンド・マヒンドラは1.9%安。4月のトラクター販 売台数の減少が売り材料。バジャジ・オートは1.3%下げた。タタ・パ ワーとコール・インディアはそれぞれ約1.5%値下がりした。

センセックスは前日比0.2%安の27440.14で終了。この日は方向感 のない取引に終始した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.02ポイント安の5826.52。

【韓国株式市況】

5日の韓国株式市場はこどもの日の祝日で休場。取引は6日に再開 される。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.3%安の9820.13。