米国株:主要株価指数が上昇、決算めぐり楽観広がる

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米株式相場は上昇。企業の決算シーズンをめ ぐり楽観が広がった。銀行株が高い。

コムキャストは自社株買いの拡大を好感し上昇。バークシャー・ハ サウェイも高い。燃料値下がりが寄与し、鉄道事業の利益が拡大した。 JPモルガン・チェースは15年ぶり高値。コグニザント・テクノロジ ー・ソリューションズは通期の売上高予想の上方修正を好感して買い進 まれた。メルクは3カ月ぶり高値。一方で、再建計画を発表したマクド ナルドは下落した。

S&P500種株価指数は前週末比0.3%高の2114.49。ダウ工業株30 種平均は46.34ドル(0.3%)上昇し18070.40ドル。

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング担当マネ ジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「米国外からネガティ ブな材料が入ってきていないことから、1日午後の前向きな価格の動き が続いている」と指摘。「今週も全般にわたってかなりの決算発表があ り、注目すべき企業の決算もいくつかある。それが向こう数日間の焦点 になりそうだ」と続けた。

S&P500種の構成銘柄中、今決算シーズンに発表を終えた企業の うち73%で利益、49%で売上高が予想を上回った。アナリストらは第1 四半期の企業決算について減益を予想し、0.4%の減益を見込んでい る。4月17日時点では4.3%減益が見込まれていた。

経済データ

この日発表された3月の製造業受注は前月比2.1%増と、昨年7月 以降で最大の伸びとなった。

弱い経済データが続く中でも、金融当局は年内利上げの可能性を残 している。今週は6日に民間の雇用データ、8日に政府の雇用統計が発 表される。

エコノミスト調査では4月の非農業部門雇用者数は22万5000人増、 失業率は5.4%への低下が見込まれている。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 ( VIX)は1.2%上昇して12.85。

業種別指数

S&P500種の業種別10指数では7指数が上昇。公益事業株 は0.7%、金融株は1%それぞれ上げた。金融株指数では銀行株が4カ 月ぶり高値に上昇。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)やJPモルガンが高い。バーク シャー・ハサウェイは2%高と、3カ月ぶりの大幅な上昇率。

ヘルスケア株は2営業日続伸。2日間の上げとしては7週間で最大 となった。

コムキャストは0.6%高。一時2.9%高となった。第1四半期決算で は利益が予想を上回った。同社はまた自社株買いを今年59%拡大し、67 億5000万ドルとする計画を示した。

原題:U.S. Stocks Rise as Banks Rally Amid Corporate Earnings Optimism(抜粋)

--取材協力:Roxana Zega、Alan Soughley.

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