3月鉱工業生産0.3%低下-マイナスは2カ月連続、判断維持

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3月の鉱工業生産(速報値)は2カ月連続で 低下した。経済産業省は「総じてみれば、緩やかな持ち直しの動きがみ られる」という判断を維持した。

経産省が発表した生産指数は前月比0.3%低下した。前年同月比で は1.2%低下。電気機械、石油・石炭製品、金属製品工業などが低下し た。ブルームバーグ・ニュースによる集計データの予想中央値は2.3% 低下。

出荷指数は前月比0.3%低下した。業種別では、電子部品・デバイ ス、鉄鋼、石油・石炭製品工業などが低下要因となった。在庫指数 は0.3%上昇。業種別では、はん用・生産用・業務用機械、化学(除く 医薬品)、鉄鋼業などが上昇した。

製造工業生産予測指数は4月が前月比2.1%上昇、5月は0.3%低 下。

SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは指標発表後のリ ポートで「生産水準が昨年12月並みにまで下落しても在庫率は上昇して おり、減産はまだ不十分。春節後の反動減と片付けられない状況」と分 析。

牧野氏は「生産は目先も停滞の公算。1-3月期の実質国内総生産 (GDP)成長率は市場予想より弱めになりそうだ」とみている。

--取材協力:氏兼敬子.

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