ホンダとタカタを米で提訴-マレーシア・エアバッグ事故の遺族

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マレーシアでの自動車事故で妊娠中の女性が エアバッグの金属片で死亡したとして、被害者の父親が30日、タカタと ホンダを相手取った製造物責任訴訟を米フロリダ州マイアミの連邦地裁 に起こした。

訴状によると、ラウ・スク・レーさん(42)は2014年7月にマレー シアのボルネオ島で03年型「ホンダ・シティー」を低速走行中に衝突事 故に遭い、金属片が首に刺さって死亡。その後生まれた娘も3日後に死 亡した。原告側弁護士のケビン・ディーン氏によると、レーさんの父親 は「問題の欠陥インフレーター」が米ジョージア州ラグレンジで製造さ れたとして米国で訴訟を起こした。

ホンダやトヨタ自動車など自動車メーカー10社は2008年以降、タカ タ製エアバッグを搭載した約1700万台をリコール(無料の回収・修理) している。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、タカタ製 エアバッグのインフレーターは常時多湿状態にさらされた場合に誤作動 して大きな力が加わり金属片が飛散して運転者や同乗者に当たる恐れが ある。

ビル・ネルソン米上院議員の調査では、タカタ製エアバッグの金属 片飛散でこれまで6人が死亡、少なくとも105人の負傷者が報告されて おり、死者のうち5人は米国での事故だった。

ホンダの広報担当、クリス・マーティン氏とタカタの広報担当、ジ ャレド・レビー氏は訴訟に関してコメントを控えた。

原題:Honda, Takata Sued Over Air Bag Shrapnel Death in Malaysia (2)(抜粋)

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