アジア・太平洋株式サマリー:H株が続落、インド株も下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

香港市場に上場する中国本土株から成るハンセン中国企業株(H 株)指数は30日、3日続落。中国の製造業活動を測る指標の発表を翌日 に控え、資源株が安い。中国最大の銀行である中国工商銀行も値下がり した。

江西銅業(358 HK)は2.3%安。工商銀(1398 HK)は1.9%安。同 行は1-3月(第1四半期)の増益率が2006年の上場後最低となった。

上海では不動産開発銘柄の指数が6%上げ、高値を更新した。不動 産市場にプラスの兆しがあるとの中国国家発展改革委員会(発改委)の 指摘が好感された。保利房地産集団(600048 CH)や金地集団(600383 CH)が高い。

H株指数は前日比1.2%安の14431.11で終了。今月は17%上昇 し、11年10月以降で最大の月間上昇率となった。ハンセン指数は前日 比0.9%安。

中国本土の市場では上海総合指数が前日比0.8%安で引けた。月間 では19%上昇。CSI300指数は前日比0.5%安。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、ジョナサン・ガーナー氏 はリポートで、人民元建ての「A株の上昇の勢いが弱まる可能性があ る」と予想。「利益が徐々に減る一方で、バリュエーション(株価評 価)は高くなりつつある」と説明した。

5月1日の中国・香港金融市場は労働節の祝日のため休場となる。

【インド株式市況】

30日のインド株式相場は下落。利益の伸び鈍化が資本流出につなが るとの懸念が広がった。デリバティブ(金融派生商品)取引が期日を迎 え、トレーダーらのポジション解消も響いた。指標のS&P・BSEセ ンセックスは月間ベースで2カ月連続安。

住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファイ ナンス(HDFC)が大きく下げた。自動車メーカー大手のタタ・モー ターズとマヒンドラ・アンド・マヒンドラはそれぞれ2.4%下落。タ タ・スチールは11週間ぶりの大幅安。携帯電話サービスを手掛けるブハ ルティ・エアテルは続落。利益が予想に届かなかった。

センセックスは前日比0.8%安の27011.31で終了。前月末比で は3.4%安となった。ブルームバーグがまとめたデータによれば、海外 勢によるインド株保有額は27日以降、6億1100万ドル減少した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.8%安の5789.98。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.7%安の2127.17。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.3%安の9820.05。

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