4月の米自動車販売、大型SUV好調か-大型車志向が復活

米国で燃料価格が低水準にとどまる中で消費 者の大型車志向が強まり、4月の大型スポーツ型多目的車(SUV)や ピックアップの販売は大幅増となったもようだ。

調査会社オートデータによると、ガソリン価格は1年前の3分の1 程度に下落し、大型・高級SUVの販売が1-3月(第1四半期) に31%増加。一方、ファミリーセダンは3%減少した。アナリストはそ うしたトレンドが4月も続くと予想している。小型車販売は非常に厳し くなりつつあり、米フォード・モーターはコンパクトカーやハイブリッ ド車を製造するミシガン工場で700人の削減を発表した。

米消費者は安価な燃料価格が定着したと信じており、燃費へのこだ わりは薄れ、ゆったりとしたSUVやピックアップへの志向が復活しつ つある。JDパワーの最近の調査によると、乗用車の買い手にとってエ ネルギー回収技術は魅力的でなく、低燃費車を検討するようにとのオバ マ大統領の消費者への訴えも聞き入れてもらえない。

ボストン在住の独立系自動車アナリストで歴史家のジョン・ウォル コノウィッツ氏は「燃料安が消費者に非常に大きな影響を及ぼしてい る」と指摘。「米消費者は大型車を選好し、小型車は欲しがらない」と 述べた。

4月の米自動車販売台数は5月1日に発表される。アナリスト12人 の予想平均で乗用車・ライトトラックの販売台数は5.9%増の約147万台 が見込まれている。

原題:U.S. Consumers Snap Up Trucks in April as Gasoline Worries Fade(抜粋)

--取材協力:Jing Cao.

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