グロース氏:債券市場の流通性乏しい-わずかな取引相場動かす

米ジャナス・キャピタル・グループ(本社コ ロラド州デンバー)で昨年から債券ファンドの運用に携わるビル・グロ ース氏は、米債券市場について「流通性が乏しい」との見方をあらため て示し、小さな取引に相場が振り回されていると述べた。

グロース氏は28日のツイッターへの投稿で、「わずかな取引でも国 債価格が2-3ティック(値動き変化の最少単位)動く」と指摘した。 同氏は社債市場、とりわけ高利回り債の流動性不足をかねてから訴えて いた。金融危機後の銀行規制がマーケットメーク (値付け業務)の能 力を市場から奪っていると投資家は主張している。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) の共同創業者であるグロース氏は、昨年9月に突然退職してジャナスに 移籍。投信評価会社モーニングスターのデータによれば、同氏が運用す る「ジャナス・グローバル・ アンコンストレインド・ボンド・ファン ド」(運用資産額14億6000万ドル= 約1740億円)の年初来のリターン はプラス2.72%と、同種のファンドの87%を上回り、上位13%に入る好 調な運用成績を残している。

原題:Gross Sees No Liquidity in Bonds as Small Trades Move Market (1)(抜粋)

--取材協力:Mary Childs.

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