米クッシング原油在庫:5カ月ぶり減少-供給過剰緩和を示唆

ニューヨーク市場で取引される原油の受け渡 し地点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が昨年11月以来初めて 減少し、供給過剰緩和の兆しが示された。

米エネルギー情報局(EIA)が29日発表したクッシングの先週の 原油在庫は51万4000バレル減の6170万バレルだった。この統計の発表を 受け、原油先物相場は4カ月ぶりの高値に上昇した。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)の市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は29日の 電話インタビューで「市場の動きはクッシングの在庫減少が重大事であ ることを示している。かなり弱気な見方としては、クッシングの貯蔵ス ペースがなくなるとの懸念も高まっていたが、それは回避されそうだ」 と述べた。

クッシングの原油在庫は17日、過去最高の6220万バレルに達した。 EIAによれば、クッシングの貯蔵能力は7080万バレル。在庫は、 EIAがクッシングの在庫統計を開始した2004年以降で最長の20週にわ たって増加していた。

EIAによると、全米の先週の原油在庫は191万バレル増の4 億9090万バレルと、同局が週間在庫統計を開始した1982年8月以降で最 高に達した。

原題:Oil Leaving Cushing First Time in Five Months Eases Glut Concern(抜粋)

--取材協力:Robert Tuttle.

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