中国株:香港上場の本土株が1カ月ぶりに続落、商品関連安い

香港市場に上場する中国本土株で構成される ハンセン中国企業株(H株)指数が29日、1カ月ぶりに続落。証券会社 最大手、中信証券(CITIC証券)が信用取引融資の担保対象銘柄数 を減らしたことが嫌気された。減益決算で商品関連株が安い。

1-3月(第1四半期)の30%減益決算を発表したセメントメーカ ーの安徽海螺水泥(914 HK)が売られた。中国交通建設(1800 HK)は 香港と上海市場で4%超の下落。中信証券は中国交通建設など600余り の銘柄を信用取引の担保対象から除外した。中国石油化工(600028 CH)はこの日の決算発表を控えて上海市場で4.2%の大幅安となった。

ハンセン中国企業株指数は前日比0.8%安の14603.04で終了。28日 は同0.2%安だった。中国証券監督管理委員会(証監会)は28日、新規 の株式投資家に損失リスクを見過ごさないよう警告した。

リオリエントのエクイティセールストレーディングのヘッド、デビ ッド・ウェルチ氏(香港在勤)は「証監会の前日の見解表明や、中信証 券が一部銘柄の信用取引を停止したという今日のニュースが投資家心理 に重しとなっている」と指摘した。

上海総合指数は前日比0.01%高で終了。一時は1.7%安まで下げる 場面もあったが、テクノロジー株や消費関連株の上昇で持ち直した。 CSI300指数は0.7%高。ハンセン指数は0.2%下落した。

原題:Chinese Stocks in Hong Kong Fall for First Two-Day Loss in Month(抜粋)

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