ゴールドマン:豪州の「AAA」格付けに引き下げリスク

ゴールドマン・サックス・グループはオース トラリアが米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)に よる最上級格付けを約20年ぶりに失うリスクがあると指摘した。

アナリストのティム・トゥーイ、アンドルー・ボーク両氏による と、商品価格の下落や経済成長の鈍化、政府提出法案の議会通過の難し さを背景に豪財政の悪化に拍車が掛かると予想され、S&Pがソブリン 格付け「AAA」の見通しを「ネガティブ(弱含み)」とする状況につ ながる可能性があるという。

豪経済は鉱山投資ブームの終わりや中国の景気減速に加え、鉄鉱石 などの主要輸出品の値下がりによる連邦政府の歳入減少で苦戦を強いら れている。ゴールドマンはホッキ-財務相が5月12日の予算案提出時 に、550億豪ドル(約5兆2200億円)に上るさらなる財政面の欠陥を明 らかにすると予想している。トゥーイ、ボーク両氏は「オーストラリア は財政悪化パターンが最近続いており、1989年以来となる格下げの可能 性に向かっている」と指摘した。

S&Pは2003年にオーストラリアの格付けを「AA+」から1段階 引き上げ「AAA」として以来、同格付けで据え置いている。

原題:Goldman Sachs Sees Australia AAA Rating at Risk of Downgrade (1)(抜粋)

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