中国株:上海総合指数、1週間ぶり大幅下落-収益懸念で

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28日の中国株式相場は下落。上海総合指数が 約1週間ぶりの大きな下げとなった。資源株とテクノロジー株を中心に 値下がりした。期待外れな企業決算に加え、同国の証券当局が投資損失 について警鐘を鳴らしたことが響いた。

銅生産で中国最大手の江西銅業(600362 CH)は上海市場で4.3%下 落。同社の1-3月(第1四半期)利益は61%減少した。大幅減益とな ったペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は香港市場で下落した。

金融関連のソフトウエア開発を手掛ける恒生電子(600570 CH)は 昨年12月以来の大幅安。中国証券監督管理委員会(証監会)は28日、新 規の株式投資家で特により小口トレーダーについて、損失リスクを見過 ごしており、もっと理性的になるべきだと警告した。

上海総合指数は前日比1.1%安の4476.21で終了。CSI300指数 は1.4%安。香港市場では中国本土株から成るハンセン中国企業株(H 株)指数が0.2%安、ハンセン指数はほぼ変わらずでそれぞれ引けた。

申万宏源のトレーダー、イエン・チウ氏(香港在勤)は「当局が投 資家にリスクについて思い出させるのはいつも、市場が若干の調整局面 に入るか悪化するときだ」と指摘。さらに、「1-3月決算が一段の成 長鈍化を裏付けたことも調整につながった」と分析した。

原題:China Stocks Fall Most in Week on Earnings Concern, CSRC Warning(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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