ギリシャ債上昇、債権者側と妥協に近づくとの観測-独債下げる

27日の欧州債市場ではギリシャ国債が上昇、 3年債利回りは昨年7月に発行されてから最も低下した。同国がデフォ ルト(債務不履行)回避のための救済資金獲得につながる戦略に傾きつ つあるとの楽観が高まった。

スペインとイタリアの国債も値上がりした一方、ドイツ国債は下 落。ギリシャは救済交渉チームを再編し、バルファキス財務相の役割を 制限した。ユーロ圏財務相らは先週の会議後、ギリシャが救済条件を満 たすまで資金を供与しない方針を示した。同会合でバルファキス財務相 は厳しい批判を受けていた。ギリシャ政府は最低賃金や早期退職制度に 関する計画を保留すると、独紙ビルトが報じた。

みずほインターナショナル(ロンドン)の金利ストラテジスト、ピ ーター・チャトウェル氏は、こうした動向は「ギリシャ政府からの妥協 の初の兆しであるため重要だ」とし、「これが周辺国債を押し上げてい る」と語った。

ロンドン時間午後5時現在、ギリシャ3年債利回りは前週末比399 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の22.32%。同国債 (表面利率3.375%、2017年7月償還)価格は4.695上げ69.375。10年債 利回りは99bp下げて11.72%。一時は11.41%と、14日以来の低水準を 付けた。

イタリア10年債利回りは8bp低下し1.36%。一時は5bp上昇し た。同年限のスペイン債利回りは9bp下げ1.30%。

一方、ドイツ30年債は下落し、利回りは2bp上げて0.63%になっ た。

原題:Greek Bonds Jump Most in 9 Months on Steps to Bailout Compromise(抜粋)

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