ギリシャ国民は政権に妥協求める、世論調査で判明-緊縮覚悟も

債権者との協議がこう着しているギリシャで は、国民の過半数が救済資金を得るため必要な妥協を求めていることが 世論調査で分かった。ギリシャ政府は行き詰まりを打破しようと取り組 みを再開している。

週末発表された2つの世論調査は、ユーロ圏諸国や国際通貨基金 (IMF)との協議で政府が取る対決姿勢への支持が引き続き低下して いる状況を示した。プロト・テマ紙が調査会社アルコに委託した調査で は、ギリシャの要求が債権者側に拒否されても政府は妥協すべきだとの 回答が半数を超えた。

アテネ大学のアリスティディス・ハッジス准教授(法・経済学)は 「何が起ころうとユーロ圏にとどまりたいとの立場をギリシャ国民は極 めて明確にしている」とし、「緊縮をも含む厳しい妥協が必要であるこ とを国民は理解している」と続けた。

ユーロ圏財務相会合は24日、ギリシャが救済の条件を満たすまで資 金を供与しない方針を明確にした。ギリシャ当局者が26日語ったところ によれば、同国と債権者機関との協議は27日の電話協議で再開、29日に はプロセスを加速させる目的で会合を開く。

独紙ビルトが27日報じたところによると、ギリシャのチプラス首相 は支援策を協議するため欧州連合(EU)緊急首脳会議を開催するよ う、ドイツのメルケル首相やユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議 長のデイセルブルム・オランダ財務相の説得を試みた。ギリシャ政府の 当局者はテキストメッセージの中で、この報道について否定した。

原題:Greeks Add Pressure on Tsipras to Compromise as Talks Resume(抜粋)

--取材協力:Paul Tugwell.

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