【個別銘柄】予想に届かずマツダ下落、営業減益の資生堂安い

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27日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は次の通り。

マツダ(7261):前週末比2.8%安の2423円。24日に発表した2016 年3月期の連結営業利益計画は前期比3.5%増の2100億円で、市場予想 の2308億円を下回った。グローバル販売台数は通期で6.6%増の149万 台。投資判断を「アンダーウエート」としているバークレイズ証券では 営業益2100億円、147万台とみていたため、厳しさがにじむが想定通り と指摘した。一方、19年3月期の経営目標として販売台数165万台、営 業利益率7%以上、配当性向20%以上とした点については、現時点では 消化不良としている。

資生堂(4911):5%安の2237.5円。15年3月期の連結営業利益は 前の期比44%減の276億円だった、と27日午後に発表。円安効果もあっ た海外を中心に売上高は2%超増えたが、人件費の増加や海外マーケテ ィング投資の強化、米物流センターのトラブルによる費用増などが響い た。決算期変更で9カ月決算となる15年12月期は280億円を計画。

NEC(6701):4.9%高の426円。15年3月期の連結営業利益は前 の期比21%増の1280億円と従来計画1200億円から上振れたもよう、と24 日に発表。ブルームバーグによるアナリスト予想平均は1249億円だっ た。システムプラットフォーム、テレコムキャリア事業を中心に売上高 は2%超想定を下回ったが、費用効率化などが寄与した。

富士通ゼネラル(6755):16%高の1779円。15年3月期の連結営業 利益は前の期比31%増の271億円だった、と24日に発表。空調機は海外 向けが堅調、消防無線システムのデジタル化需要を受け情報・通信・ デバイス部門の売り上げも伸び、費用効率化も寄与し従来計画の250億 円から上振れた。

三菱自動車(7211):4.1%安の1090円。16年3月期の連結営業利 益は前期比8%減の1250億円を計画する、と24日に発表。市場予想 の1371億円を下回った。野村証券では、会社側の為替前提(1ドル =117円、1ユーロ=127円)は保守的だが、アジアの販売台数や販売費 にリスクがあると指摘した。

日本ガイシ(5333):3.4%高の2665円。15年3月期の連結営業利 益は前の期比39%増の615億円と、従来計画の560億円から上振れたもよ うと27日午前に発表。各事業の売り上げ堅調、為替のドル高・円安効果 に加え、連結子会社化したNGKエレクトロニクス(旧日鉄住金エレク トロデバイス)の第4四半期実績が加算されることも寄与する。

T&Dホールディングス(8795):1.8%安の1744円。三菱UFJ モルガン・スタンレー証券は24日、投資判断を「オーバーウエート」か ら「中立」に下げた。株主還元期待が相応に織り込まれ、足元の株価は 割安感に欠けると判断。15年3月期末予想ベースの株価EV倍率は0.52 倍と、過去1年平均の平均0.46倍を大きく上回ると指摘した。同じく判 断を「中立」に下げた損保ジャパン日本興亜ホールディングス(8630) も1.2%安の4020.5円。

ローソン(2651):3.2%高の8810円。東京メトロと提携し、地下 鉄駅構内にコンビニエンスストアを出店すると27日付の日本経済新聞朝 刊が報道。9月をめどに駅構内の売店「メトロス」を順次ローソンに切 り替え、今後3年で約50店をローソンに転換、残りの90店の転換も検討 するという。

大日本住友製薬(4506):3.6%安の1349円。抗精神病薬「ルラシ ドン塩酸塩」の統合失調症を対象にした第3相臨床試験の詳細な解析結 果を得た、と24日に発表。内容は速報と差異があり、ルラシドンの統合 失調症に対する日本での製造販売承認申請の実施を難しいとの見解を示 した。同薬の用途拡大期待が後退した。

持田製薬(4534):3.9%高の8290円。15年3月期の連結営業利益 は116億円と従来計画の94億円から上振れたもよう、と24日に発表。医 薬品関連事業の売り上げが計画を上回ったほか、研究開発費の抑制も寄 与し、前の期比では減益率が43%から30%に縮小する。

コクヨ(7984):7%安の1095円。1-3月期(第1四半期)の連 結営業利益は前年同期比14%減の64億7500万円だった、と24日に発表。 ステーショナリー関連事業で国内売り上げが低調、円安による原材料、 仕入商品価格上昇の影響を受け、新規出店費用の増加など通販・小売関 連事業の利益も悪化した。

小糸製作所(7276):11%高の4255円。15年3月期の連結営業利益 は前の期比30%増の642億円だった、と24日に発表。メキシコ工場稼働 の影響もあった北米が拡大、欧州や中国、アジアなど全般的に海外部門 の売り上げが伸び、従来計画の620億円を上回った。16年3月期は4.4% 増の670億円を計画。

三菱ガス化学(4182):5.8%高の671円。15年3月期の連結純利益 は前の期比2.9倍の440億円と従来計画の300億円から上振れたもよう、 と24日に発表。持分法利益や為替差益の改善、投資有価証券売却益の計 上、JSP(7942)の連結子会社化に伴う段階取得差益の発生などが寄 与する。

銭高組(1811):7.1%高の393円。15年3月期の連結営業利益は前 の期比7.1倍の23億円と従来計画の14億5000万円から上振れたもよう、 と24日に発表。手持工事が想定以上に進ちょく、採算性の向上も寄与し た。

アマノ(6436):8.4%高の1622円。15年3月期の連結営業利益は 前の期比6%増の93億5700万円だった、と24日に発表。国内外で環境関 連システム事業が好調、主力の時間情報システム事業ではパーキングシ ステムが海外中心に伸びた。16年3月期は21%増の113億円計画、年間 配当も1株40円と前期38円からの増配を見込む。

三菱ケミカルホールディングス(4188):3.9%高の774.1円。15年 3月期純利益は600億円前後と前の期から9割近く伸び、従来予想の470 億円を上回ったもようと25日付の日本経済新聞朝刊が報道。原油安で石 油化学製品の採算が改善したという。

キヤノン電子(7739):3.8%高の2485円。1-3月期(第1四半 期)の連結営業利益は前年同期比52%増の29億3400万円だった、と24日 に発表。主力のコンポーネント事業でレーザースキャナーユニットなど の売り上げが伸長、採算面では生産性の向上や構成部品の内製化なども 寄与した。

カブドットコム証券(8703):8%高の928円。発行済み株式総数 の1.44%に当たる250万株、金額で22億円を上限に自社株買いを行う、 と24日に発表。期間は27日から6月23日。当面の需給好転を見込む買い が優勢となった。また、6月末の株主を対象に1株を2株に分割する。

キトー(6409):4.6%安の1145円。15年3月期の連結営業利益 は33億5000万円と従来計画の48億円から下振れたもよう、と24日に発 表。タイを中心にアジア域内での設備投資需要が想定より落ち込み、大 型プロジェクト案件の採算が悪化した。同社は工場用の搬送機器メーカ ー。

朝日放送(9405):3.7%安の1133円。15年3月期の連結営業利益 は前の期比21%減の46億円と従来計画の58億円から下振れたもよう、 と24日に発表。主力の放送事業で、テレビスポット収入が予想を下回る 見込みのため。

アクセル(6730):3.7%安の1564円。16年3月期営業利益は前期 比85%減の2億4000万円を計画する、と24日に発表。市場縮小や顧客の 採用状況などを踏まえ、主力のパチンコ・パチスロ機市場向けグラフィ ックスLSIの販売を前期比約3万個減の123万個と想定した。製品販 売構成の変動、次世代製品開発に伴う費用計上などによる利益率の悪化 も響く見込み。15年3月期営業利益は前の期比20%減の16億4500万円だ った。

大豊工業(6470):10%高の1605円。15年3月期営業利益は前の期 比12%増の46億7500万円だった、と27日午後に発表した。軸受製品が 同3.3%増となるなど約5%の増収を確保。16年3月期の営業利益は前 期比53%増の71億5000万円を予想する。1株当たりの年間配当は同3円 増の36円を計画する。

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