ECBQEを最後まで遂行、規模縮小は疑問-エコノミスト調査

欧州中央銀行(ECB)は資産購入プログラ ムをあっけなく終えることになるかもしれないが、早期に終了すること はないとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ調査によると、ECBが予定通り2016年9月に量的 緩和を終了するとみているエコノミストは全体の3分の2余りに上り、 その大半は資産購入ペースを落とすことなく終了すると予想。それ以外 の回答者はECBがプログラムを徐々に縮小し、終了時期は16年12月か ら17年12月までの間になるとの見方だ。

記録的な低金利やユーロ安、エネルギー価格下落による強力な景気 の追い風を背景に、ECBのインフレ目標の達成時期や先月始まったば かりの資産購入プログラムの終了時期をめぐり臆測が広がった。金融引 き締めに絡むリスクは、米金融当局が量的緩和縮小の用意があると示唆 したことで市場のボラティリティ(変動性)が世界的に高まった13年に 浮き彫りになった。

INGベルギー(ブリュッセル)のシニアエコノミスト、ジュリア ン・マンソー氏は「インフレ動向が16年夏前に順調な軌道に乗った場 合、同年5月に購入資産の縮小があるとの見方もあるかもしれないが、 そうなるとバランスシート拡大目標を達成できない公算が大きくなる。 このためプログラム終了前に規模縮小はないと考えている」と述べた。

原題:ECB Seen Going All the Way on QE as Taper Doubted by Economists(抜粋)

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