期待外れの米経済指標に期待する社債投資家-相場上昇

期待外れの米経済指標が続いていなければ、 社債投資家はどうしていただろう。

最近数カ月の社債相場上昇という事実は、社債投資家が成長と企業 利益に対する楽観的な見方をそれほど織り込まず、市場予想を下回る経 済指標続出で米連邦公開市場委員会(FOMC)が2006年以来となる利 上げを先送りさせることに賭けていることを示唆している。

ブルームバーグECO・USサプライズ指数によれば、米国の経済 指標は09年以降で最も継続的に市場予想を下回っている。24日発表され た3月の米製造業耐久財受注は、航空機を除く非国防資本財(コア資本 財)受注が予想外に減少。これで7カ月連続のマイナスとなった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指標データによ ると、今年のリターンは米国の高利回り債がプラス3.8%、投資適格級 債がプラス2.5%だ。

BOAのクレジットアナリストらは22日のリポートで、「米欧の経 済指標がもっと良かったら、米国の金利は上昇するだろう」と指摘。さ らに米国と世界の統計が持ち直せば、利上げリスクを次の水準に押し上 げことを引き続き懸念しており、そうなればクレジットスプレッド拡大 をもたらし、社債相場の下落につながる可能性があるとコメントした。

原題:There’s Nothing Like Disappointment to Keep Debt Markets Booming(抜粋)

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