中国企業、空前の株ブームへの依存強める-負債比率の悪化で

かつてない高水準の債務を抱える中国企業 が、株式市場への依存を強めている。

中国当局はデフォルト(債務不履行)を許容する姿勢を以前より強 めており、上海総合指数の構成企業の負債比率は1月に165%と、ブル ームバーグがデータ集計を開始した2005年以降で最高となった。こうし た中で中国企業は、債務返済や成長に向けた投資の資金調達先として株 式市場の利用を増やしている。

中国企業がこれまでに発表した今年の増資額は820億ドル(約9 兆7500億円)。UBSグループは12月までに過去最高の1610億ドルに増 えると予想している。このほかにも、新規株式公開(IPO)による今 年これまでの調達額が100億ドルに達している。

上海総合指数は世界の他の主要株価指数を上回る上昇率を記録し、 この1年で中国株式市場の時価総額は4兆4000億ドル増加した。中国証 券監督管理委員会(証監会)と中国人民銀行(中央銀行)は減速する経 済を支える手段として株式市場への資金流入を是認している。

光大証券の徐高チーフエコノミスト(北京在勤)は「株式相場上昇 のおかげで現在のバリュエーション(株価評価)は非常に高く、資本は 非常に安価だ。株式市場にアクセス可能な企業は低コストの資金を利用 することができるだろう」と述べた。

ブルームバーグの集計データによると、中国での株式による資金調 達は先月、社債発行による調達(ネットベース)を上回った。これはこ の3年でわずか3回目。

原題:China Inc. Finds Cure to Debt Hangover in $4 Trillion Stock Boom(抜粋)

--取材協力:Sandy Hendry、Billy Chan.

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