ネパール地震、死者2300人超に-余震続き救助活動が難航

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ネパールでは26日、新たにマグニチュード (M)6.7の余震が起き、前日の地震での生存者の救出活動を妨げてい る。死者数は2300人を上回り、負傷者は最大5000人に達した。

25日のM7.8の地震以来余震は50回近く、パニックに陥った住民が 被害を受けた自宅に戻らず、混乱に拍車が掛かっている。

また、現地での降雨で電力の復旧や遺体収容などの救助活動も遅れ ており、病気の発生が懸念されている。

地震の影響でネパール当局は首都カトマンズへの航空便の乗り入れ を一時的に中断した。

25日の地震ではエベレスト登山中の少なくとも外国人19人が雪崩に 巻き込まれ死亡した。

国際通貨基金(IMF)や人道支援団体、中国やインド、イスラエ ルなど各国は、アジアの最貧国の1つであるネパールへの援助を急いで いる。近隣の中国やインドでも地震による建物損壊や死者が出ている が、ネパールの被害が最も大きい。

米地質調査所は暫定的に、今回の地震によるネパール経済への影響 が国内総生産(GDP)の9-50%の範囲で、35%程度になるだろうと 推計している。観光はネパールの主要産業。IMFの統計によると、人 口2800万人のネパールはアフガニスタンを除くアジア各国の中で最も購 買力が低い。

原題:Aftershocks Hamper Nepal’s Search for Earthquake Survivors (3)(抜粋)

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