アップルの中国iPhone販売、初めて米国抜いた可能性

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米アップルの中国での「iPhone(アイ フォーン)」販売は、1-3月期に初めて米国を抜いた可能性がある。 春節(旧正月)期間中の堅調な需要が寄与した。

アップルが27日発表する1-3月(第2四半期)決算は20%超の増 益となったもようだ。同社は国別の出荷台数を明らかにしていないもの の、クリエーティブ・ストラテジーズによると、大中華圏の1-3月ア イフォーン販売台数は1800万-2000万台、米国は約1400万-1500万台と 見込まれている。

ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は、純利益が126億ドル (約1兆5000億円)、売上高が560億ドル。投資家にとって重要な問題 は株主への現金還元計画に変更があるかどうかだ。昨年に自社株買いを 過去最高水準に増やしたティム・クック最高経営責任者(CEO)は、 再び拡大する意向を示唆している。

ブルームバーグ集計のデータによると、1株利益は2.16ドルの見通 し。アイフォーン販売台数は33%増の5810万台と見込まれており、これ が押し上げ要因になったとみられる。ブルームバーグ・インテリジェン スのデータによると、同時にドル高でアイフォーンの売上高が目減りし た恐れもある。

クリエーティブ・ストラテジーズのアナリスト、ベン・バジャリン 氏は、今回が中国のアイフォーン販売が米国を上回る初の四半期となる 可能性があると述べた。

同氏は「アジアでは従来から自身のための購入による力強さがあっ たが、春節期間中には贈答需要もある」と指摘。「われわれにとって大 きな疑問は今後数四半期にわたる中国の状況だ。米国と同水準となるの か。いずれは全ての四半期で中国のアイフォーン販売が米国を超えるの は必然的だ」と述べた。

原題:Apple IPhone Sales in China Seen Surpassing U.S. for First Time(抜粋)

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