ドイツ銀が投資銀資産19兆円圧縮、ポストバンク株売却-関係者

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行は、目標 を下回る利益の回復を図るため、リテール(小口金融)部門ドイツ・ポ ストバンクへの出資比率を引き下げ、証券部門を縮小する計画だ。

ドイツ銀は、営業する国・地域を減らす一方、富裕層向けを含む資 産運用およびトランザクションバンキング業務への支出を拡大すると24 日発表した。事情に詳しい関係者の1人によれば、投資銀行について は、レバレッジ比率の計算に算入される約1500億ユーロ(約19兆4000億 円)相当の資産を圧縮する。

アンシュー・ジェイン、ユルゲン・フィッチェン両共同最高経営責 任者(CEO)は、ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)操作で過 去最高額の制裁金を支払うという前日の発表に続き、CEOに起用され て以来で最も大掛かりな経営戦略見直しの実行を打ち出した。

非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に語った ところでは、ドイツ銀は株式公開を通じてポストバンクへの出資比率 を50%未満に引き下げる計画。JPモルガン・チェースのアナリストの 推計では、ドイツ銀の投資銀行資産の圧縮は全体の約18%に相当する見 通し。ドイツ銀の昨年の株主資本利益率(ROE、税引き後)は2.7% と低迷している。

原題:Deutsche Bank Plans Postbank Sale in Strategy Overhaul (1) (抜粋)

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