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自民党の山本議員:日銀何もしないこと「あり得ない」-30日会合で

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金融政策決定会合を30日に控える日本銀行に ついて自民党の山本幸三衆院議員は「何もしないという話はちょっとあ り得ない」と述べ、追加金融緩和に踏み切るよう促した。

ブルームバーグのインタビューで山本議員は24日、経済の実態が足 踏み状態になる中、消費者物価(コアCPI)はマイナスになる可能性 を示した。その上で「追加緩和したからといってすぐに急速に円安が進 むことは今回の場合は心配ない。日本が敢然と世界経済全体に貢献する 姿勢を示すことの方が大事だ」と述べた。

安倍晋三首相の経済政策ブレーンとして知られる山本議員は、昨年 秋に自民党有志議員と消費再増税1年半延期の提言をまとめ、首相が実 際に決断した。追加緩和の際の為替は直後円安に振れても「1-2円程 度」と予想した。日銀が2%物価上昇目標に向け金融緩和状態を続ける などした場合は、今後1年で1ドル=125円もあり得るとみている。

日銀の姿勢について山本議員は、物価がマイナスになり物価見通し を下げるという状況の中、それを許さないという姿勢を示さないのは 「あり得ない」とも述べた。そして追加緩和をしない場合については、 円高や日本株売りになる懸念を示して16年のデフレ脱却宣言も難しくな るとしている。

2月のコアCPIは前年比で2.0%上昇と7カ月連続で伸びが鈍化 した。日銀は消費増税の影響を2.0ポイントと試算しており、これを除 くと伸び率はゼロ%になる。3月の消費者物価指数は5月1日に発表さ れる。

イエレンと会談

山本議員は来週からの大型連休を利用して訪米し、ワシントンで行 われる日米国会議員会議に参加するほか、安倍首相が29日に上下両院合 同会議で行う演説も傍聴する。これとは別にイエレン連邦準備制度理事 会(FRB)議長とも面会する予定だが、山本議員はイエレン氏との会 談の「中身は言えない」と述べた。

秋の自民党総裁選については「安倍さんに経済政策を引き続きちゃ んとやってもらわないといけない。アベノミクスを絶対成功させないと いけない」と述べ、安倍首相の再選支持を表明した。

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