マイナス利回りの国債にバブル-PIMCOのキーセル氏

高利回り債のことはどうでも良い。市場での 真のフロス(泡)は、増加が続く欧州や日本などのマイナス利回りの国 債に見いだすことができる。

こう話すのはパシフィック・インベストメント・マネジメント (PIMCO)の最高投資責任者、マーク・キーセル氏だ。同氏はスペ インやスイスなどの国債への投資に警戒感を強めている。

キーセル氏は24日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで 「バブルは間違いなくこうしたマイナス利回りの一部に存在する」と し、「マイナス利回りが持続可能だとは思わない」と続けた。

世界の中央銀行による積極的な刺激策を背景にマイナス利回りの国 債という概念は今年に入りかなり主流なものとなってきたが、歴史的に 見れば異例だ。バンク・オブ・アメリカ(BOA)によれば昨年9月以 降、マイナス利回りとなっている欧州の国債の規模は1兆ユーロ (約130兆円)から2.8兆ユーロへと3倍近くに増えた。

キーセル氏は「世界的に金融政策を見ると、リフレ政策になってい る」とし、「インフレリスクは過小評価されている」と述べた。

同氏は社債や一部株式、ドルへの投資を推奨する一方、期間が短め の国債は避けるよう勧めた。

原題:Pimco’s Kiesel Sees Bubble in $3 Trillion of Negative-Yield Debt(抜粋)

--取材協力:Betty Liu.

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