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英中銀:4月の据え置きは少数派にとって「微妙」-議事録

政策金利を過去最低に据え置くイングランド 銀行(英中央銀行)の4月の決定は、金融政策委員会(MPC)の少数 派メンバーにとって「微妙なバランス」の上に立つものだった。インフ レが予想以上のペースで加速するリスクが意識されていた。同中銀が22 日公表した議事録から分かった。

議事録によれば委員らは、賃金の伸びは「比較的弱い」状態にとど まっているものの、前年比でのポンドの動向が予想以上に速くインフレ に影響を及ぼすリスクがあると認識していた。金利据え置きの決定は全 会一致だった。

議事録は「最近のエネルギーや食品の対前年比での値下がり効果が なくなれば、物価への下押し圧力が弱くなりインフレ率が速いペースで 上向く可能性を意味する」との分析を示している。

一方で、「物価上昇圧力の弱さが長引き、インフレ率を2年以内に 目標水準に戻すことができないリスクもなおある」と指摘した。

2月と3月のインフレ率はゼロだった。議事録によればMPCはイ ンフレ率が「向こう数カ月のある時点で幾分マイナスになり、年内は低 水準で推移する公算が大きい」とみている。「その後のインフレ動向は 実体経済の展開に対する賃金と物価の反応次第だ」としている。

原題:Bank of England Minority Saw April Rate Decision Finely Balanced(抜粋)

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