【ECB要人発言録】インフレの持続的調整までQE継続-総裁

4月13日から19日までの欧州中央銀行( ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリ ックしてください)。

<4月18日> ドラギ総裁(ワシントンでのIMF・世銀の春季会合での会見):ギリ シャから波及する危機の感染を必要な場合に食い止めるための十分な手 段が、ECBには備わっている。ECBの備えは2012年当時と比べて改 善されている。危機が起きれば未踏の領域に踏み込む。

ドラギ総裁(ワシントンでの会見):米金融当局は極めて慎重に利上げ の可能性に向け準備している。米国の回復が世界の回復の鍵握る。

<4月17日> ドラギ総裁(ワシントンでのIMFCで):金融市場の状態や民間セク ターの外部での資金調達コストが過去数カ月間に大幅に低下し、企業や 家計の借り入れ状況が著しく改善、信用への需要も上向いている。

コンスタンシオ副総裁(ワシントンでのイベントで):ユーロ圏は緩や かな回復局面にある。低い成長と潜在成長率の状況では低金利を伴う緩 和的な政策を続ける必要がある。

<4月15日> ドラギ総裁(政策決定後の記者会見でQEの期間について):資産購入 は2016年9月末まで継続することになっており、いずれにせよ、インフ レ動向に持続的調整が見られるまで継続する。プログラム開始から1カ 月しかたたないうちに、早期の出口政策の可能性に注目が集まったこと には、率直に言って非常に驚いている。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見でQEの実践と効果について):資 産購入プログラムの実践は円滑に進んでいる。われわれが導入した金融 政策措置が奏功していることを示す明白な証拠がある。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見でインフレについて):政策委員会 は金融政策戦略を継続し、インフレ動向に意識 を集中させる。インフ レ指標の予想外の動きはいずれの方向にせよ、一時的なもので中期的な 物価安定に関して重要な意味を持たないと判断される限り、ECBはこ れを重大視しない。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見でQEについて):債券市場での購 入対象の不足について質問するのは全く時期尚早だ。預金金利は引き下 げない。ドラギ総裁(政策決定後の記者会見でギリシャについて):ギ リシャの銀行に支払い能力があり適格な担保がある限り、ギリシャの銀 行への流動性供給を続ける。

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