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果報は寝て待て、転職チャンスは向こうからやって来る-研究

転職したくて仕事を探している人 には残念なニュースだ。あなたは時間を無駄にしているだけかもしれな い。転職者のほぼ4分の3は仕事を探していなかった。つまり、人材紹 介会社に声を掛けられたか、口コミで評判が広がり他社の目に留まった かのどちらかで、熱心に履歴書を送り続けた結果ではなかった。米サン フランシスコ連銀の研究で分かった。

紹介が職探しで重要な役割を果たすことに今さら驚くには当たらな いが、国勢調査局のデータに基づく連銀の分析は、業界内での人脈や地 盤をまだ築けていない人には厳しい現実かもしれない。過去5年に転職 した人の中で自分から探して転職した人は4分の1に満たず、失業して いた人の中でも応募して採用されたというのはわずか3分の1だった。

月間採用の42%が求人広告によるものではないとの分析結果を理由 に、サンフランシスコ連銀の研究者らは転職のチャンスを左右するもの として「非公式の交流」の重要性を指摘する。

ただ、積極的に職探しをするのは無駄ではない。職を探した人の 約11.3%が翌月までに転職先を見つけることができたのに対し、探して ない人で転職したのは1.8%にすぎない。「積極的に職を探す人は探さ ない人よりも転職する確率が高い」と連銀の論文は結論付けている。何 もしないよりはした方がチャンスがあるというのは合理的だ。

一方、新しい会社に採用された人の側を見ると、競合他社から引き 抜かれたか友人の友人に紹介されたというケースが大半だ。「ネットワ ーク」。転職できるか否かはこれにかかっているようだ。

原題:The Secret to Getting a Job May Be Not Looking for One(抜 粋)

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