ギリシャ政府、融資合意の6カ月延長を申請する公算-関係者

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ギリシャ政府は融資合意の6カ月延長を18日 に申請する公算が大きい。事情に詳しい関係者が述べた。今後の資金確 保の方法について債権者側との対立が和らぐ可能性がある。

ギリシャのツィプラス政権は18日に延長を申請する意向だと、関係 者がブリュッセルで匿名を条件に記者団に17日語った。融資合意延長に 付帯する条件については、ギリシャと債権団との間で交渉が続いている という。

ギリシャとユーロ圏は2400億ユーロ(約33兆円)規模の救済プログ ラムが2月末に終了した後、どのような形式で延長するかで対立してい た。財務相レベルの交渉は16日に行き詰まり、打ち切られた。

ドイツのショイブレ財務相は融資延長だけでは不十分だとの考えを 示し、17日遅くのZDF放送の番組で「融資プログラムを延長するかど うかの問題ではなく、プログラムが最後まで実践されるかどうかの問題 だ」とし、「私は新しい情報を得ていないが、融資合意などというもの はない。これは支援プログラムだ。ささいなことに見えるこの細かい点 が最重要だ。ギリシャは資金は欲しいがギリシャ経済を立て直すための その条件を満たすことは望んでいない」と苦言を呈した。

ブリュッセル時間18日午前9時20分(日本時間午後5時20分)現 在、ユーロは0.2%安の1ユーロ=1.1390ドル。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長を務めるオランダのデ イセルブルム財務相の報道官はギリシャ側の決断を待っていると述べ た。

債権者側は既存のプログラムと同様に経済改革と堅実な財政政策を 含む合意を望んでいるが、ギリシャのツィプラス首相は経済運営の足か せとなる財政への制限から逃れたい考えだ。

ギリシャの政府当局者は17日の電子メールで、ユーロ圏から出され た最後通告は受け入れないし救済プログラムの延長は申請しないと言 明。現行プログラムの条件とは距離を置いた「融資合意」の延長の可能 性を検討していると説明した。

原題:Greece Said to Be Poised to Request Six-Month Loan Extension (2)(抜粋)

--取材協力:Nikos Chrysoloras.