ホンダ:新型車「ジェイド」投入、中国向けに開発し日本にも

ホンダは新型乗用車「ジェイド」を13日から 国内販売する。中国の家族層向けに開発して現地で先行販売し、日本に も導入した初めてのモデルとなる。日本向けは1.5リットルエンジンに ハイブリッドシステムを搭載、3列シートを装備し、セダン並みの車高 でミニバンに匹敵する居住性があるのが特徴だ。

発表資料によると、ジェイドは小型化を徹底した新しいタイプの乗 用車で、3列シートに6人が乗車可能。衝突軽減ブレーキなど安全運転 支援システムも備える。燃費性能はJC08モードでリッター25.0キロメ ートル。価格は272万円と292万円となっている。

ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン (VW)など欧米勢と同様の手法をとり、自動車市場で世界最大の中国 向けに開発したモデルを本国の日本市場へも持ち込んだ格好だ。日本勢 には珍しく、今後の自動車開発のテストケースになる可能性がある。

ホンダは主力車の新型「フィット」を2013年9月に投入したが、5 度にわたってリコールしたほか、タカタ製エアバッグの不具合問題によ る搭載車両リコールで対象が1000万台を超える規模となるなど、品質問 題に直面してきた。こうした中、新車投入計画を見直し、半年遅れるも のもあり、今期(15年3月期)販売計画を下方修正していた。

--取材協力:浅井秀樹.

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