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EUの銀行分割法案、暗礁に乗り上げる-欧州議会で意見対立

欧州連合(EU)の自己勘定取引の禁止や大 手域内銀行の分割を盛り込んだ法案が暗礁に乗り上げている。欧州議会 で法案の基本原則をめぐり意見が対立しているためだ。

EUの行政執行機関である欧州委員会は大き過ぎてつぶせない銀行 の脅威に対応するため、1年前に銀行構造改革法案を提出。同法案をめ ぐっては欧州議会および各国政府の間で意見が分かれており、一部の議 員からは近く頓挫する可能性があるとの見方も出ている。

EU全体での法制化に向けた取り組みは、大手銀行の投資銀行部門 と個人向け銀行部門の間に柵を設けることを目指す英国に後れを取って いる。フランスやドイツ、ベルギーなども独自の措置を策定している。

法案の対象は、3年連続で資産が300億ユーロ(約4兆円)を超 え、取引額が700億ユーロか資産の10%を上回る銀行。具体的には HSBCホールディングスやドイツ銀行など、金融安定理事会( FSB)に世界の金融システム上重要と指定されている欧州の銀行が対 象となる。

原題:EU Bank-Separation Push Falters as Lawmakers Split on Bill (2)(抜粋)

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