27日にギリシャの新財務相に指名されたヤニ ス・ファロファキス氏はギリシャ危機の初めのころから、同国がユーロ 圏にとどまりながらデフォルト(債務不履行)すべきだと論じてきた。 ウェブサイトやツイッターで持論を展開している。

ギリシャは決してユーロに参加すべきではなかったが、入ってしま った以上、離脱は崖から落ちるようなものだとする同氏は、いつでもチ ェックアウトできるが決してホテルを去ることはできないという「ホテ ルカリフォルニアの歌詞の最後の1行がギリシャの立場をよく表してい る」と2012年のブルームバーグラジオとのインタビューで語っていた。 「ホテルカリフォルニア」はイーグルスのヒット曲。

アテネ大学の経済学教授の同氏は緊縮反対を掲げて選挙に勝利した 急進左派連合(SYRIZA)主導の新政権の財務相として、欧州諸国 との交渉の前面に立つことになる。

新政権の公約の中核は2400億ユーロ規模の救済融資をめぐるユーロ 圏および国際通貨基金(IMF)との合意内容を修正することだ。 SYRIZAは公式の立場としてデフォルトは否定している。

ファロファキス氏(53)は「この救済の問題点は、実は救済ではな いということだ」と26日のブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで語った。「引き伸ばしと偽装であり、悪循環であり、デフレのわな だった。ギリシャの社会経済を崩壊させたばかりではなく、普通のドイ ツ人やイタリア人、スロバキア人にとってのギリシャ救済のコストが最 大化されたことを示すものだ」と語った。

原題:New Greek Finance Minister Likens Euro to Hotel California (1)(抜粋)

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