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中国の私募債市場に懸念も-江蘇省で支払い保証否定の声明

中国の私募債市場に対し投資家らが懸念を強 めている。江蘇省東台市政府の傘下の資金調達事業体が一部債券の支払 い保証義務はないとの声明を発表したことなどが背景にある。

テンセント・ホールディングス(騰訊)のQQドットコムの27日付 記事によると、東台市に本社を置くメーカー、東飛馬佐里紡機は25日時 点で債券の元利払いができなかった。

同市政府傘下の資金調達事業体である東台市交通投資建設集団は26 日の声明で、2012年に東飛馬佐里紡機の債券の信用格付けを保証する文 書に署名したが、支払い自体を保証したわけではないと主張した。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のソブリ ン・国際財政格付けアナリスト、鍾良氏は「中国本土の投資家は景気減 速が続いていることを意識しているため、信用リスクに一段と敏感にな っている」と指摘。「今回の件は保証人である地方政府傘下の資金調達 事業体と発行体との関係が極めて曖昧で明瞭さに欠ける恐れがあること を示す。償還や利払いに対する債券保有者の不安は高まる」と述べた。

東飛馬佐里紡機は電話取材に対し、債券保有者と直接、問題の解決 に取り組んでおり、近いうちに元本償還と利払いを実施すると説明し た。東台市交通投資建設集団にも電話したが応答はなかった。

原題:China Private Bond Market Scrutinized as LGFV Says No Pledge (1)(抜粋)

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