12月の米雇用者数は25.2万人増、失業率5.6%-平均時給は減少

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昨年12月の米雇用統計によると、雇用者数の 伸びは市場予想を上回り、失業率は5.6%に低下した。2014年通年では 雇用者数の伸びは1999年以降で最大となった。

米労働省が9日発表した昨年12月の雇用統計によると、非農業部門 雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比25万2000人増加した。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は24万 人増。前月は35万3000人増に上方修正された。

家計調査に基づく失業率は5.6%(前月5.8%)に低下し、08年6月 以来の低水準。市場予想は5.7%への低下だった。

雇用者数は14年年間では295万人増となり、過去15年で最大の伸び となった。

ただ12月は、平均時給が前月比で0.2%減の24.57ドルと、比較可能 な06年以降で最大の落ち込みとなった。前月は0.2%増だった。12月は 前年比では1.7%増で、12年10月以来の低い伸びにとどまった。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケ ル・フェロリ氏は「雇用は継続的かつ着実に伸びている」と指摘。「米 経済成長にしっかりとした勢いがあることを示す内容だ。諸外国でこの ところ同じような勢いが見られるところはそう多くない。今回の雇用統 計で奇妙なのは平均時給が減少したことだ」と続けた。

事業所調査を項目別に見ると、建設部門が12月に4万8000人増と大 きく伸びた。製造業部門は1万7000人増えた。

一方、家計調査に基づく労働参加率は62.7%と、前月の62.9%から 低下した。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:December Employment Gain Caps Best Year for U.S. Since 1999 (1)(抜粋)

--取材協力:Michelle Jamrisko、Victoria Stilwell、Chris Middleton.