アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株上昇-印株は続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は急伸し、上海総合指数は年間ベースで2009年以来の 大幅高を記録した。英HSBCホールディングスなどが発表した12月の 製造業購買担当者指数(PMI)が前月から低下し、政府が景気押し上 げ策を取るとの観測が広がった。

中国工商銀行(ICBC、1398 HK)と中信証券(CITIC証 券、600030 CH)が金融株の上昇を主導し、金融株指数は年初来で最大 の上げ。中国の2大鉄道車両メーカーである中国北車(チャイナ CNR、601299 CH)と中国南車(CSR、601766 CH)は合併計画の発 表を受けて10%高。

上海総合指数は前日比2.2%高の3234.68で終了し、10年1月以来の 高水準。同指数は年間で53%高と世界で最も上昇し、中国株式市場の時 価総額が日本を抜いて世界で2番目となった。CSI300指数は2.2% 高。香港株式市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が1.2%高と、 通年の上げ幅を11%に拡大。ハンセン指数は0.4%上昇した。

アジアン・キャピタル・ホールディングス(卓亜資本)の中国担当 チーフアドバイザー、ロナルド・ワン氏(香港在勤)は電話で、製造業 PMI指数について、「数字は依然として企業の景況感の悪化を反映し ている」と指摘。「国有部門で改革が勢いを増しており、鉄道部門がそ うだ。一部のセクターが他を上回るだろう」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が4日続伸。年 間ベースでは5年ぶりの大幅高となった。

アクシス銀行は上場来高値を付け、構成銘柄の中で今年最良のパフ ォーマンスを演じた。タタ・パワーは3日続伸。年間ベースでは最も下 げた銘柄だった。一方、マルチ・スズキ・インディアは年初来上昇率 を89%に縮小。政府が国内自動車メーカーへの税優遇措置を延長しない 方針を明らかにした。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.4%高の27499.42で今 年の取引を終了。前年末比では30%高で、世界20カ国・地域の主要株価 指数の中で中国に次ぐ大きな上昇率となった。海外勢による今年のイン ド株買越額は160億ドルに達した。総選挙で大勝したナレンドラ・モデ ィ氏が5月に首相に就任し、成長回復への期待が高まった。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.1%安の5411.00。

【韓国株式市況】

韓国株式市場は祝日のため休場。取引再開は1月2日。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.4%高の9307.26。

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