ゴールドマン、エスピリト・サント銀めぐる決定で是正要請か

米ゴールドマン・サックス・グループは、エ スピリト・サント銀行の特別目的事業体(SPV)に対する債務を同行 の分割で新設されたノボ・バンコに移管しないというポルトガル中央銀 行の決定に異議を唱える可能性があると表明した。エスピリト・サント 銀は8月3日に同中銀に救済された。

ゴールドマンのロンドン在勤広報担当者フィオナ・ラファン氏によ ると、ゴールドマンは7月、エスピリト・サント銀の資金調達のため、 SPVのオーク・ファイナンス・ルクセンブルクを設立。同氏は電子メ ールで「ポルトガル中銀の幹部は2014年8月11日、これらの債務の移管 を文書で明確に確認した」と指摘。「ノボ・バンコも同行の債務の一つ としてオーク・ファイナンスが移管されたことを文書で確認した」と説 明した。

ノボ・バンコは23日の当局への届け出で、ポルトガル中銀がオー ク・ファイナンスの債務をノボ・バンコに移管しないと決定したことを 明らかにした。中銀はエスピリト・サント銀救済後、同行の預金受け入 れ事業と資産の大半をノボ・バンコに移管した。

ラファン氏は「中銀が当行の顧客や金融市場に及ぼすと見込まれる 悪影響を踏まえてその姿勢を考え直さないなら、あらゆる適切な是正策 を求める方針だ」と表明した。

ポルトガル中銀とノボ・バンコの広報担当者に電話でコメントを求 めたが、返答は得られていない。

原題:Goldman Sachs May Seek Remedies on Banco Espirito Santo Decision(抜粋)

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