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ギリシャ首相、総選挙回避で追い込み-最後の大統領選出投票

ギリシャのサマラス首相は29日、3回目とな る最後の大統領選出投票で180人以上の賛成票を獲得して早期の解散総 選挙を回避し、同国に対する国際支援を確保することを目指す。

ギリシャ議会は午後0時(日本時間同7時)に大統領選出投票を実 施する。サマラス首相が推すスタブロス・ディマス元欧州委員の大統領 選出には定数300のうち180票が必要。23日の2回目投票では、同首相 は168人の賛成票を獲得し、17日に行われた1回目投票から8票上積み した。

1回目の大統領選出が失敗したことを受けて、サマラス首相は同国 議員に対して債権者との交渉を妨げないよう要請した上で、来年末の総 選挙実施を提案した。同首相が野党の切り崩しに失敗し、3回目の投票 で180人以上の賛成票を得られなかった場合、同国憲法の規定によって 議会は解散し、総選挙が行われる。

アテネ大学のテオドレ・コロンビス名誉教授(国際関係学)は、 「サマラス首相の最新の戦略の背景には、ギリシャ国民が来年1月の早 期総選挙を望んでいないとの思惑がある。これは世論調査の結果で軒並 み裏付けられている」と指摘した。

サマラス首相率いる新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運 動(PASOK)の連立与党は現在、計155議席を有している。ND幹 部は2回目の投票で上積みした賛成票を踏まえ、180票の獲得は可能と の見方を示した。

原題:Samaras Makes Last-Ditch Effort to Avert Early Greek Elections(抜粋)

--取材協力:Eleni Chrepa、Marcus Bensasson、Antonis Galanopoulos、Christos Ziotis、Jonathan Stearns.

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