11月鉱工業生産0.6%低下-3カ月ぶりマイナス、判断据え置き

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11月の鉱工業生産(速報値)は3カ月ぶりに 低下した。経済産業省は「総じてみれば、生産は一進一退にある」と判 断を据え置いた。

経産省が発表した生産指数は前月比0.6%低下した。前年同月比で は3.8%低下。はん用・生産用・業務用機械、電気機械、金属製品工業 などが低下した。ブルームバーグ・ニュースによる集計データの予想中 央値は0.8%上昇。

出荷指数は前月比1.4%低下した。業種別では、はん用・生産用・ 業務用機械、電気機械、情報通信機械工業などが低下要因となった。在 庫指数は1%上昇。業種別では鉄鋼業、非鉄金属、電子部品・デバイス 工業などが上昇した。

製造工業生産予測指数は12月が前月比3.2%上昇。来年1月は5.7% 上昇。

SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは指標発表後のリ ポートで、製造工業生産予測指数で2カ月連続上昇が見込まれているこ とについて、「生産の底入れ感が強まっている」と分析。

牧野氏は10-12月期について、生産予測調査をもとにすれば前期 比2.4%上昇と3四半期ぶりにプラス成長となると見込み、同期の国内 総生産(GDP)も前期比年率で実質3%台、名目5%台と予想した。

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