クレディSの却下請求認めず、MBS問題は法廷対決へ-地裁

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クレディ・スイス・グループが景気後退(リ セッション)前の住宅ローン担保証券(MBS)販売で投資家を欺いた としてニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官が同行を相手取って 起こした訴訟で、ニューヨーク州地裁の判事は24日、訴えの却下を求め たクレディ・スイスの請求を退けた。

マーシー・フリードマン判事は、クレディ・スイスの不正行為があ った可能性についてシュナイダーマン長官は根拠を示したと指摘し、訴 訟は有効だと判断した。ニューヨーク州は最大100億ドル(約1兆2030 億円)の損害賠償を求めている。

クレディ・スイスの広報担当ドルー・ベンソン氏は25日の電子メー ルで、今回の地裁決定に不服を申し立てる意向だと述べた。

シュナイダーマン長官は2012年11月にクレディ・スイスを提訴。ス イス2位の銀行である同行がMBS投資に伴うリスクを不正確に伝えた としている。同行は昨年の審理で、訴訟を起こすことができる3年の期 限は過ぎていたと主張。これに対し同州は期限は6年だと反論してい た。

同長官は他の金融機関を相手取った同様の損害賠償訴訟を検討して おり、クレディ・スイスの却下請求が裁判所に認められていれば、そう した計画の障害になるところだった。

NY州はMBSの組成・販売に使われたローンの質について同行が 警告のサインを無視したと主張している。

シュナイダーマン長官のエリザベス・デボールド報道官は電子メー ルで、クレディ・スイスとの訴訟を継続し、「経済を崩壊寸前に追い込 むことに手を貸した者の責任を追及する」考えを示した。

原題:Credit Suisse Told to Face New York’s Mortgage-Fraud Claims (3)(抜粋)

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