キャタピラーの業績回復に懸念-原油急落でリスク拡大

石油会社の支出減少を背景に、米キャタピラ ーの圧縮機やポンプ、ガスタービンの売り上げが鈍る可能性がある。鉱 業機械の需要落ち込みに見舞われている同社にとって、さらなる打撃と なり得る。

ダグ・オーバーヘルマン同社会長兼最高経営責任者(CEO)は22 日に行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、原油採 掘業者が予算を削減し探査が減る中、キャタピラーは2015年の早い段階 でその影響を認識することになると予想した。原油相場は今年このまま いけば08年以来の大幅安で取引を終える見通しで、エネルギー会社はコ スト調整に苦慮している。

マッコーリー・グループのアナリスト、サミーア・ラソッド氏は16 日付リポートで、15年の売上高が横ばいから若干の増加になるというキ ャタピラーの10月時点の見通しは、過去2カ月の原油相場下落を考える と楽観的かもしれないと指摘した。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、マット・アーノルド氏は 「キャタピラーの15年の利益見通しにとって新たなリスクが生じたとい うことだ」と述べた。

建設・鉱業市場が低調な中、キャタピラーのエネルギー・輸送部門 は同社にとって明るい材料となっていた。同社の石油・ガス業界向け売 上高は約60億-70億ドル(約7210億-8420億円)。

原題:Caterpillar Recovery Threatened by Oil Price Plunge: Commodities(抜粋)

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