ロシア株ETFに再び資金が流入-ルーブル相場の落ち着きで

ロシア株に連動する米国籍最大の上場投資信 託(ETF)への資金流入額が約1年ぶりの大きさを記録した。ロシア 政府はルーブル安定化に向けた施策を講じており、同国株の下落が長引 くとの懸念が和らいでいる。

ブルームバーグの集計データによると、「マーケット・ベクター ズ・ロシアETF」には23日に1億2620万ドル(約150億円)の資金が 流入した。1日の流入額としては、2013年5月以来の大きさだった。24 日の同ETFの基準価額は前日比3.3%高の15.95ドルとなり、年初来の 下落率は45%に縮小した。

ロシア当局の支援策によってルーブルが4日間で22%上げたことか ら、投資家の資金が一転して同ETFに戻った。当局は現金の流通を絞 ってルーブル需要を下支えしたほか、政府系輸出業者5社に対して保有 する外貨を減らすよう命じた。同ETFの空売り残高比率は24日に12% となり、17日に付けた9カ月ぶり高水準である16%から低下した。

カピタル・アセット・マネジメントで約40億ドルの運用に携わるア レクセイ・ベルキン氏は電話取材に対し、「投資家はロシア資産の全般 的な急落は続かないと考えている」と述べた。

原題:Bulls Return to ETF as Ruble’s Decline Halted: Russia Overnight(抜粋)

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