15年のM&A、石油会社が主役か-業界の巨人が買収対象にも

今年の世界の合併・買収(M&A)案件で は、製薬会社とメディア企業が主役だった。2015年のM&A市場では石 油業界の存在感が大きくなりそうだ。

原油価格がここ5年余りの安値となったことで、石油・ガス探査会 社のバリュエーション(株価評価)が低下。原油安長期化が数多くの M&Aの契機となる可能性がある。かつては想像もできなかった業界の 巨人、英BPが買収対象となることさえあり得る。グレンコアや生産財 メーカー各社が成長てこ入れのため、M&Aを来年さらに探るかもしれ ない。

シティグループの欧州・中東・アフリカM&A責任者、ウィルヘル ム・シュルツ氏はインタビューで、「M&A活動は来年、より広範にな るはずだ。金属・鉱業、石油・ガス、化学の各業界でも活発になるだろ う」と述べた。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ株式ストラ テジスト、ジョン・マンリー氏は、M&A市場は14年より「良くはなら ないにしても同じ程度に好調になる」と予想。「M&Aを排除するセク ターは見当たらない」と述べた。

原題:Real M&A’s 2015 Guide for Deal Watchers: Oil Mergers, GlenTinto(抜粋)

--取材協力:Aaron Kirchfeld.

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