ヘッジファンド、天然ガスの買い越し減らす-供給過剰の兆し

ヘッジファンドは天然ガス相場の上昇を見込 む買い越しを減らしている。冬の寒気到来が遅く、供給が過剰となっ た2012年の状況の再来が示唆されているためだ。同年にはガス価格は10 年ぶりの安値まで下げた。

生産の増加と穏やかな天候により、過去最大となっていた在庫不足 が緩和され、ガス価格は12月に入って約23%下落している。

米国のガス生産は今年5.5%増加し、年間ベースでは4年連続で過 去最高が見込まれており、冬季の寒気が弱ければさらに下落する可能性 がある。ヘッジファンドによるガスの買越残高は今月に入って74%減 り、この時期としては11年以来の低水準となっている。11年のケースで は、ガス価格はその後、100万BTU(英国熱量単位)当たり2ドルを 割り込んだ。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「暖房 需要が上向き始めなければ、来年1月末までに3ドルを割り込むだろ う。供給は極めて潤沢だ」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のガス先物15年1月限の22 日終値は前週末比32セント安の100万BTU当たり3.144ドルと、終値と しては13年1月9日以来の安値を付けた。

原題:Gas Bulls Head for Exit as Mild Weather Signals Glut Deja Vu(抜粋)

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