中国株:2週間で最大の下げ、割高感や成長鈍化懸念で

23日の中国株式相場は下落し、主要指数は2 週間で最大の下げを記録した。最近の上昇は行き過ぎとの見方や景気減 速による企業収益の伸び悩み懸念が背景。

中国工商銀行(601398 CH)やペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は4%を超える下落。3営業日で25%上昇した中国アルミ(チャル コ、601600 CH)は7.2%の大幅安。バリュエーション(株価評価)が1 年7カ月ぶりの高水準に達していた華能国際電力(600011 CH)は6.6% 下落するなど電力株も安い。香港市場ではAVICインターナショナ ル・ホールディング(中国航空工業国際、232 HK)が21%高。香港で最 大の資産家、李嘉誠氏の出資が好感された。

上海総合指数は4年ぶりの高値から下落し、前日比3%安 の3032.61で終了。過去1カ月で22%上昇したため、バリュエーション は3年ぶりの高水準に達し、テクニカル指標でも買われ過ぎのシグナル が点灯していた。

華泰証券の周林アナリストは「最近の急上昇を受けて投資家は利益 を確定している」と指摘。「銀行株のほか、アルミニウムなどの資源株 が下落しているのはこのためだ。長期的には、経済が弱くなるリスクは あるものの、政策の緩和も見込まれる。私は1月の早い段階での預金準 備率の引き下げを予想している」と述べた。

香港のハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%安と、5営業日ぶ りに反落。ハンセン中国AHプレミアム指数は2.3%安と、2013年8月 以来最大の下げ。CSI300指数は2.1%下落し、今年の上昇率は43%に 縮小した。ハンセン指数は0.3%安。

原題:China Stocks Fall Most in Two Weeks on Valuation, Growth Concern(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong.

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