ホイットニー氏ファンド、成績不振で幹部去りオフィス売却へ

ウォール街で最も有名なアナリストの1人と なったメレディス・ホイットニー氏は、その後ヘッジファンド運営会社 ケンベル・キャピタルを設立したが、株式への実際の投資が分析よりも 難しいと身に染みたはずだ。

同氏が運用するファンドの1-11月のリターンはマイナス11%に落 ち込み、主要な投資家が資金の引き揚げを請求。複数の経営幹部が会社 を去る中で、マディソン街のオフィスも売りに出された。

ブルームバーグ・ニュースの調査によれば、ホイットニー氏(45) が運用する「アメリカン・リバイバル・ファンド」のリターンは過去11 カ月のうち8カ月でマイナスとなり、他の2カ月はプラスとはいえ1% を下回った。この間にS&P500種株価指数は約12%上昇した。

事情に詳しい関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、家電 販売のコンズの株価が1-11月に56%急落し、200万ドル(約2億4000 万円)を上回る損失を被るなど、投資の失敗が運用成績の悪化につなが った。

ホイットニー氏の代理人を務めるスタンリー・アーキン弁護士は19 日の電話取材で、「メレディスとは数年来の仲だが、少なくとも私の意 見では、優秀で洞察力に富む投資家であり、アナリストだ。今年は市場 が非常に不安定で、通常とは異なる動きを経験した」と語った。

ブルークレスト関係ファンドも解約

関係者によれば、資産家マイケル・プラット氏率いるヘッジファン ド運営会社ブルークレスト・キャピタル・マネジメントに関係するファ ンドが、少なくとも2回にわたりホイットニー氏のファンドに資金の引 き出しを請求。一方、ケンベルの経営幹部のうち、共同創業者であるス ティーブン・シュワルツ氏とアンドルー・トゥルチン最高財務責任者 (CFO)、ブリターニ・カエターノ最高総務責任者(CAO)が相次 いで退職した。

2013年当時のプレゼンテーションによれば、ケンベルは同年11月に ブルークレストのパートナーなどから約5000万ドルの資金を集めてファ ンドの運用を開始した。

原題:Meredith Whitney’s Fund Said to Drop 11% as Office Put on Market(抜粋)

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