ティファニーなど大手宝飾会社、鉱山に直接投資-ダイヤ減で

クリスマスを控え、宝飾品小売会社はダイヤ モンドの在庫補充を進めている。これらの企業は個々の鉱山への投資や 鉱山との契約を通じて直接ダイヤを調達し、中間業者を利用しないケー スが増えている。

地表付近のダイヤの大半が既に採掘され新規鉱山がほとんどなくな る中、米ティファニーと香港の周大福珠宝集団が確保できるダイヤはこ れまでになく少なくなっている。このため、これらの企業はカナダの北 極圏やアフリカのカラハリ砂漠などで操業する採掘業者からの調達を目 指すようになっている。

大手宝飾品小売会社はこれまで、ダイヤの大部分を英アングロ・ア メリカン傘下のデビアスからの供給に頼らざるを得ず、ダイヤ取引は一 時、事実上、同社による独占状態だった。現在でもデビアスは依然とし て全ての原石の37%を取り扱っている。そんな中、ティファニーがカナ ダなどの鉱山への投資を検討しているほか、上場宝飾品小売りで世界最 大手の周大福珠宝集団も同様の動きを見せている。

RBCキャピタルマーケッツ(ロンドン)のアナリスト、デス・キ ラリア氏はこのトレンドについて、大手宝飾品小売会社が「ダイヤをよ り適正な価格で購入することができ」、将来に向けて引き続き「確実 に」調達できるようになるだろうとの見方を示した。

原題:Jewelers Going Straight to Miners as Diamonds Wane: Commodities(抜粋)

--取材協力:Lindsey Rupp.

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