ロンドン金融業界の幹部、今年のボーナス21%増と予想-調査

ロンドンの金融サービス業界で勤務するマネ ジングディレクターらは、今年のボーナスが前年比で21%増加すると予 想していることが、英人材仲介会社アストベリー・マースデンの調査で 明らかになった。

アストベリーが電子メールで送付した資料によると、ボーナスは平 均12万4680ポンド(約2330万円)と、昨年の10万2930ポンドから増加す ると予想されている。予想通りなら、マネジングディレクターの平均給 与に占めるボーナスの割合は60%と、昨年の54%から拡大する。

アストベリーのディレクター、アダム・ジャクソン氏は資料で「シ ティー(ロンドンの金融街)の景況はここ1年間で大幅に改善してい る。それが、ボーナスの増加期待につながっている」と指摘。「従業員 が、企業は自分たちの貢献に十分に見合う報酬を支払う立場にあると感 じているのは明らかだ」と述べた。

幹部のうち40%が今年のボーナスは増加するとの見通しを示し、こ の割合は昨年の34%から増えた。調査対象となった従業員のうち半数以 上が、適正な額のボーナスが支払われない場合には転職すると答えた。 この割合は昨年の45%を上回り、アストベリーが調査を開始して以降で 最大。

ジャクソン氏は「シティーでボーナスへの期待が高まる中、不満を 抱えるスタッフは、現状に甘んじて来年、より適正に評価されるのを待 つことはないだろう」と指摘。「貢献に見合う報酬が得られないと思え ば、新たな機会を積極的に探すようになる」と述べた。

原題:London Finance Executives Expect 21% Bonus Jump, Survey Shows(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE