【ECB要人発言録】国債購入拒否、デフレでも-独連銀総裁

12月15日から21日までの欧州中央銀行( ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリ ックしてください)。

<12月20日>コンスタンシオECB副総裁(独誌ウィルトシャフツウォ ッヘ(WiWo)とのインタビュー):向こう数カ月間のマイナスのイ ンフレ率を予想。これはどの中銀も注視しなければならない事だ。

クーン・ベルギー中銀総裁(リーブル紙とのインタビューで):12月の ユーロ圏インフレ率はゼロに近い。インフレ率がこれほど低い時は、デ フレ期待をあおるリスクがある。

<12月19日>プラート理事(「プロジェクト・シンジケート」に寄 稿):ソブリン債購入の決定は、EU条約で定められた制限などユーロ 圏の制度的特異性を考慮し、それに基づいて進める必要もあろう。

<12月17日>クーレ理事(ウォールストリート・ジャーナルとのインタ ビューで):ECBは追加緩和に最良な方法を協議中。何かをするべき かどうかよりも、むしろそれを実施する最良の方法に関する協議だ。理 事会では一段の措置が必要だという意見で、幅広いコンセンサスが見ら れる。

クーレ理事(ウォールストリート・ジャーナルとインタビューで): (1月会合までに量的緩和(QE)に関する十分な情報を得るかとの問 いに対し)理想を言えばコアインフレ率に対する原油安の影響波及を正 確に検証し、二次的影響についてもっと知る時間が必要だが、その一方 で出遅れて行動が遅きに失することは避けたい。

ドラギ総裁(欧州議員への書簡で):ECBの狙いはABSを市場価格 で買うことだ。

<12月15日>バイトマン独連銀総裁(フランクフルトでのイベント で):(原油安によってデフレになっても)そのような展開は2次的な 影響が見られない限り、金融政策による即座の対応を必要とするもので はない。国債購入が財政ファイナンスを禁じる法に抵触しないかという 問題を考える以前に既に、この措置が正しくないことを示す経済的根拠 は山のようにある。

クーレ理事(仏紙ロピニオンとのインタビューで):(刺激策導入につ いて)政策委員会の中で幅広い合意が存在し、今は用いるべき手段を話 し合っているところだ。量的緩和への強い関心は少しばかり単純だと思 う。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで発言):ECBの政策 金利は下限制約に達した。ECBの物価安定目標が低成長との関連で長 期にわたって達成できない見通しとなれば、量的緩和(QE)を促す条 件となり得る。ECBのバランスシートが縮小しているのは問題だ。

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