民主・細野元幹事長が代表選出馬会見、自主再建目指す

民主党の細野豪志元幹事長は海江田万里代表 の辞任表明を受けた党代表選(1月7日告示、18日投開票)に出馬する 意向だ。

細野氏は19日、国会内で開いた記者会見で「来年の民主党代表選挙 に立候補することにした」と表明。「民主党の自主再建を実現したい」 と述べ、他の政治勢力から民主党の理念に賛同するメンバーの受け入れ に前向きな姿勢を示した。

民主党は14日の衆院選で73議席と公示前勢力より11議席上積みした が、党代表の海江田氏が落選した。共同通信は17日、細野氏のほか、岡 田克也代表代行らの出馬も有力視されていると報じているが、正式に表 明したのは細野氏が初めて。

細野氏は、民主党政権時代に反省すべき点として安全保障政策を挙 げた。経済政策については、「ボトムアップの経済を形成していく必要 がある」として、被災地、女性、若者、中小企業に焦点を当てる考えを 示した。安倍晋三首相は「国民の権利に対する理解が不十分だ」と批判 し、「だから強い野党を作らないといけない」とも述べた。

細野氏は1971年8月生まれの43歳。京都大学法学部を卒業し、三和 総合研究所に就職したが政治家を志して退社。結党間もない民主党の候 補者公募に合格し、静岡県三島市に移住した。地元出身ではない、いわ ゆる「落下傘候補」として挑んだ2000年6月の衆院選で初当選。

民主党政権時代の11年、首相補佐官として東京電力福島第一原子力 発電所事故への対応を担当し、その後、環境相兼原発事故担当相を務め た。若手のリーダーとして頭角を現し、野党に転じた12年12月から13年 7月まで党幹事長も務めた。現在6期目。

--取材協力:広川高史.

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