バフェット氏の運用補佐役2人がつまずく-エネルギー銘柄で

著名投資家ウォーレン・バフェット氏はこの 2年間、米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの株主に年1回送 付する書簡で、同氏を補佐する2人の前年の運用成績を誇らしく語って きたが、来年の書簡ではそれは難しそうだ。

トッド・コーム、テッド・ウェシュラー両氏が選んだとみられる銘 柄のうち、少なくとも6つが今年1年間で株価を下げる見通し。具体的 には、原油値下がりで低迷するエネルギー株や、リコール(無料の回 収・修理)に苦しむゼネラル・モーターズ(GM)、株価が昨年末か ら50%強下落したエンジニアリング・建設会社シカゴ・ブリッジ・アン ド・アイアン(CB&I)などだ。

バークシャーのポートフォリオを分析しているメリーランド大学ロ バート・H・スミス・ビジネススクールのデービッド・カシュ教授は 「ざっと見たところ、コーム、ウェシュラー両氏の運用成績はS& P500種株価指数の実績を下回っているようだ」と述べた。

バフェット氏は自身の後継者育成計画の要として、コーム氏とウェ シュラー氏をそれぞれ2010、11年にポートフォリオ運用の補佐役に起 用。この2年間の株主向け書簡でバフェット氏は、2人の運用成績が S&P500種だけでなく、自分の選んだ銘柄をも上回ったと述べてい た。将来的には2人がバークシャーのポートフォリオ全てを運用するこ とになる。9月末時点では同ポートフォリオには約1200億ドル(約14 兆3000億円)相当の株式が含まれていた。

原題:Buffett’s Backup Stock Pickers Stumble as GM, Energy Bets Fall(抜粋)

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