ベネズエラの長期IDR格付けを引き下げ-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティングスは18 日、ベネズエラの外貨・自国通貨建て長期発行体デフォルト格付け (IDR)を従来の「B」から「CCC」へと3段階引き下げた。同国 の石油の基準価格がこの1年間で40%下落する中で、国際準備が少ない ことを理由に挙げた。「CCC」は投資適格級の8段階下。

外貨・自国通貨建て無担保優先債の発行格付けも「B」から 「CCC」に引き下げられた。フィッチは発表資料で、原油の値下がり が続き、ベネズエラの国際準備が一段と縮小すればさらなる格下げの可 能性があると指摘。「こうした外的ショックへのベネズエラ経済の対応 力は、比較的低水準の国際準備や、国際準備の運用流動性の低さ、海外 での資金調達源が限定的であることに制約されている」と説明した。

フィッチは11月14日、原油価格が下落する中でベネズエラのマドゥ ロ大統領が財政基盤強化に向け十分に迅速に対応していないとの懸念を 理由に、同国は格付け見直しに直面していると述べていた。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9月16日、ベネズエ ラの格付けを「B-」から「CCC+」に引き下げた。

フィッチはベネズエラが今年約4%のマイナス成長となる可能性が あり、恐らく来年もリセッション(景気後退)を脱却できないとの見通 しを示した。

原題:Venezuela’s Credit Rating Lowered by Fitch Amid Plunge in Crude(抜粋)

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