メットライフを米当局がシステム上重要な金融機関に正式認定

更新日時

米金融安定監視評議会(FSOC)は米生保 最大手メットライフをシステム上重要な金融機関(SIFI)と認定し た。メットライフは今回の決定をめぐり政府を相手取って訴訟を起こす 是非を検討すると表明した。

メットライフは18日の発表文で、FSOCが採決の結果、同社を SIFIに正式認定したことを明らかにした。同社は連邦準備制度から の監督が強まり、資本やレバレッジ、流動性の厳しい規制を受ける可能 性がある。同社は正式決定から30日以内に連邦地裁に訴えを起こすこと ができる。

同社は発表文で、「メットライフがシステム上重要だとは引き続き 考えていない」とし、「当社は次のステップを検討しながら、認定の根 拠について入念に検証する」とコメントした。

メットライフの株価はニューヨーク時間午後4時35分(日本時間19 日午前6時35分)時点で0.8%安の53.60ドル。同社は18日の通常取引終 了後に発表した。

FSOCは9月にメットライフをSIFIに暫定的に認定。これに 対して同社のスティーブン・カンダリアン最高経営責任者(CEO)は 同意できないと述べ、異議を唱えるため「あらゆる利用可能な改善措置 を講じる」可能性を排除しないと表明。同社は11月3日の聴聞会で認定 について異議申し立てを行っていた。

同社は経営破綻した場合でも広範な金融システムにリスクを突き付 けないと主張。カンダリアンCEOは保険業界を安定の源だと呼んでい る。同社は2008年の金融危機時に救済を受けなかった。

原題:MetLife Gets Risk Tag From U.S. Panel, Weighs Legal Options (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE