日本人に人気の外債ファンド、ロシア危機で打撃

日本で個人向けに販売されている大規模外債 ファンド20本が、ロシア危機の影響に見舞われている。当分の間、新規 の資金が入りにくくなる恐れがある。

三菱UFJフィナンシャル・グループや日興アセットマネジメント が販売するロシア投資ファンドは今月、少なくとも15%の価値を失っ た。フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドなどロシアに直接の エクスポージャーがない高利回り債ファンドも、新興市場国の債券と通 貨の下落で打撃を受けた。

新興国通貨の動きを示すブルームバーグの指数は今週、2002年以来 の水準に低下。ロシア・ルーブルは5-16日の間に22%下落した。

ゼロ金利が10年以上続く日本では、新興市場の債券に投資するファ ンドの人気が高い。ファンド調査会社モーニングスターがまとめた純資 産による番付のトップ20には、野村ホールディングスやゴールドマン・ サックス・グループの高利回り債ファンドが含まれている。

モーニングスター調査分析部の坂本浩明アナリストは「これだけ新 興国の通貨などが大きく下げると、今後は資金が集まりにくいかと思わ れる」と述べた。これらのファンドは「毎月分配金をもらえるものもあ り、利回りが高いこともあって個人投資家には結構人気がある」と付け 加えた。

原題:Top 20 Global Bond Funds Sold in Japan Fall on Russia Crisis (1)(抜粋)

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